日本で上海を紹介する番組って時々ありますよね。そんな番組で一番よく映っている風景は「上海外灘 (シャンハイバンド)」です。確かに「外灘 (バンド)」は上海で一番有名な観光地で、世界でも有名です。
外灘は特別な地理位置から発展してきたのです。「黄浦江 (ホワンプーリバー)」の隣という所が重要です。ここは上海の窓口、一番大きな港です。黄浦江の入口と、中国一の河川「長江 (チャンチャン)」とが繋がっています。
外灘の歴史と上海の発展史は、切ってもきれないものなのです。
19世紀の外灘は、上海の政治・金融・商務・文化の中心として、世界の強国が集まったところなのです。各国の領事館・銀行・クラブ…全部ここに集中していました。ですのでいろんな国の代表建物も建てられ、今まで残され見ることができます。
建物は各国のデザイナーが設計し、同じ時期に建った訳ではないのだけれど、不思議なのはその建物の統一性。様々な建物、様式が合わさっているのにも関わらず、美しい統一されたような風景になっています。
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