毎年今の時期から、上海の店頭では「月餅大戦」が始まるです。
各メーカーのいろんな「月餅(ユャッピン)」、みんな早めに店頭に出してきます。実際「月餅」は「中秋節(ツォンチュウジェ)」の食べ物です。
「中秋節」は中国旧暦八月十五日です。毎年「中秋節」の日が変わってくるのです。中秋節の夜、月が一番真丸と言われています。月を見ながら家族の人たちを集めて、一緒に月餅を食べます。月餅の形も月のように真丸。その意味は家族の人たちみな仲良し團團圓圓(ドゥドゥイィイィ)。
中秋節もまた「團圓節(ドゥイィジェ)」と言います。海外に行っている家族の人も、その日の夜、地球のどこでも同じ真丸のお月さんを見られるので、みんなの心の思いが繋がっている。
月餅は「廣式(クワンサッ)」と「蘇式(スゥサッ)」の二種類に分かれています。廣式の月餅は、日本のまんじゅうに似ています。上海の人はこの「廣式」をよく好んで食べています。
小さい頃、月餅の中身はいろんな種類がありませんでした。基本的にはアンコ、ココナッツ、百果の三種類だけ。でも今は、中身の種類は本当にたくさんがあります。それと、玉子の黄身も入っています。昔より健康のために、甘さも抑えています。日本の人達にも食べやすい甘さでオススメですよ♪
私はやっぱりココナッツの中身が一番好きです。
ココナッツの香りが「ファー」っと、口の中に溢れて最高です♪ちなみに、上海の「杏花楼月餅(アンホゥロゥユャッピン)」は一番有名です。是非一度試してくださいね♪
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